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Jamie Lidell

—August.17.2016 22:02:05

ジェイミー・リデル_メインA写_small

Profile

’73年、イギリスのケンブリッジ生まれ。2000年『Muddlin Gear』でアルバム・デビュー。続く2ndアルバム『Multiply』(2005年)では、演奏のみならず自らソウルフルなヴォーカルを取る現在のスタイルを打ち出す。3rdアルバム『Jim』(2008年)では、The Independent Music AwardsでBest Pop/Rock Albumに選出。また同年フジロック・フェスティヴァルに出演。ベックをプロデューサーに迎え、チリー・ゴンザレス、ファイスト、クリス・テイラー(グリズリー・ベア)等が参加した4thアルバム『Compass』(2010年)は、海外主要メディアに絶賛された。5thアルバム『Jaimie Lidell』(2013年)は、多大な影響を受けたプリンス、ジョージ・クリントン等のファンクと、エレクトロが融合され、ピッチフォークなどで絶賛された。6thアルバムとなる本作『Building a Begenning』(2016年)発売。

■プレス・リリース訳
ジェイミー・リデルはこの15年もの間、 “安易なカテゴライズを許さない”アーティストとして周りの高い評価を得てきた。そして、そのイギリス出身のマルチ・ジャンルな魔術師である彼がその精神を注いで完成させたのが、この『ビルディング・ア・ビギニング』、彼の6枚目のスタジオ・アルバムであり、2013年自身の名前を冠した快作に続く作品である。そこでジェイミー・リデルは、よりスムーズでアーシー、サイケデリックなソウルを極めてきている。マーヴィン・ゲイの「What’s Going On」の穏やかさ、テンプテーションズの「Cloud Nine」のような目まぐるしいほどの愛らしさ、それにスティーヴィーワンダーの至福あふれる輝かしさを思わせる。それもひとえにリデルの傑出したソングライティング感覚と類い稀で艶やかなボーカル・ワークによるものである。

このアルバムはリデルにとって、今までで最もパーソナルな作品であり、彼にとって長男ジュリアンを授かったことにより、愛と家族に思いを馳せたものになった。この喜びに溢れんばかりの楽曲「ジュリアン」が『ビルディング・ア・ビギニング』のテーマとなっている。
「自分としては何か彼(Julian)が思わずあたり構わず飛び跳ねるようなものを描きたかったんだ」と、この曲の持つ清々しい明るさを指し示しながら、この曲が「今現在、僕ら家族の人生の中にあふれる活力や喜び」を表現したいという思いから出来上がったと語った。

このアルバムに参加した素晴らしいプレーヤーの中には、例えばPino Palladino(bass, D’Angelo, Peter Gabriel, Eric Clapton)、DaRu Jones (drums, Jack White)、Pat Sansone (multi-instrumentalist, Wilco)、Kudisan Kai、Traci Brown Bailey、それと Tiffany Smith (backup-vocals, Chaka Khan)の名前が、それに制作ではJustin Stanley (Beck, Prince, Leonard Cohen, Paul McCartney) や Ben Ash (Two Inch Punch)、それにミックスをJake Aron (Le1f, Fort Lean)が手がけ、ジェイミーの妻リンジー・ローマがアルバム全てのソングライティングの共作に深く関わり、素晴らしい歌詞(それに全ての写真撮影)を手がけてリデルの才能を前面に押し出した。

近年彼は幾つかの新しい友人やアーティストとコラボしており、グラミー候補ともなったリアン・ラ・ハヴァスとの作品やヒットシングルとなったA-Trakの「We All Fall Down」等がある。

「ウォーク・ライト・バック」はこのアルバムの第一弾シングルで、彼の新しい、自らのレーベル「Jajulin Records」の初作品である。

「自分のやっていることに、より強い自負を与えてくれる位置、その中心を掴み取った」と、このアルバムの甘美で強靭なサウンドについて語るリデルは本気だ。『ビルディング・ア・ビギニング』はジェイミー・リデルのこれまでで一番の自信作であり、彼の明るくアクテイヴな傾向と技術的に試みた愉快で最高にポジティヴなサウンドとが完璧にマッチした作品なのである。

■1st シングル「Walk Right Back」試聴

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