フジロック出演のザ・ウォーターボーイズ、新作を5/24に発売!渋谷で撮影されたMVを公開!

—April.19.2019 07:00:41

Amazon Apple Music/iTunes Spotify Tower Records HMV

The Waterboys_artist photo by Xavier Mercade_Low

モッズ/ノーザン・ソウルのクラシック・ナンバーから名付けられたニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』を5/24に発売!
渋谷で撮影されたMVを公開!

今年のフジロックフェスティバルに出演が決定しているザ・ウォーターボーイズは、バンド・サウンド全開のニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』(5月24日発売)より、渋谷のスクランブル交差点界隈で撮影されたタイトル・トラックの日本語字幕付きミュージック・ビデオを公開した。このビデオは、「流行に敏感な皆様!市井の思想家の皆様!そして最高にイカした紳士淑女の皆様!」というアナウンス(*)から始まり、「リアルを感じる場所に行こう」と渋谷のど真ん中からマイク・スコットが歌い出す本作を代表するロックンロール・ナンバーだ。またこの曲は、1960年代のモッズ/ノーザン・ソウル・シーンのクラシック・ナンバーであるロバート・パーカーの『Let’s Go Baby (Where The Action Is)』のコーラスからインスパイアされ、ロック界きってのリリシストであるマイク・スコットの歌詞が加えられ、盟友スティーヴ・ウィッカムがフィドルでソロを奏でている。

Waterboys_WhereTheActionIs_Low

◼︎「ホエア・ジ・アクション・イズ」(Where The Action Is )
[Apple Music/ iTunes] https://apple.co/2XId14b
[Spotify] https://spoti.fi/2Gt6V1g
[smartURL] http://smarturl.it/Waterboys_JP

ザ・ウォーターボーイズを率いるマイク・スコットは、40年に渡り英国を代表するソングライターとして活動を続け、プリンスはかつて彼らの代表曲「The Whole Of The Moon」を2種類のサウンドアレンジでカバー、またロッド・スチュワート、スティーヴ・アールズ、エリー・ゴールディング等にもカヴァーされるなど、その卓越したソングライティング、ライヴ・パフォーマンスは高い評価を得てきた。

アルバム・タイトル・トラックでありオープニングを飾る「Where The Action Is」は、ロバート・パーカーの同名曲のリメイクで、その歌詞とともにこのリメイクには今最もマイクが熱中しているあることが反映されている。それは曲の中で絶えず繰り返されるうねるようなグルーヴである。

続いて、より重量級のロックンロールナンバー「London Mick」。これはザ・クラッシュのギタリスト、ミック・ジョーンズへ捧げられた曲である。この小気味の良いサウンド・アレンジはミック・ジョーンズの1977年頃のスタイルへのオマージュである。この作品と対をなす曲が「Ladbroke Grove Symphony」で、かつてウェスト・ロンドンでボヘミアン暮らしをしていた若者たちのハートを揺さぶる素晴らしい賛歌となっている。

1stシングル「Right Side Of Heartbreak (Wrong Side Of Love)」は、マイク・スコットの自宅で録音され、キーボードのブラザー・ポールがナッシュビルのスタジオで完成させた、愛の試練をソウルフルに歌ったアルバムのハイライトのひとつ。

また本作には「Out Of All This Blue」という前作アルバムのタイトルとなった楽曲が収録されている。そもそもこの楽曲は前作アルバム用に録音されたものであったが結局収録されず、それをマイクが昨年再び着手しスタイルを変えた上で出来上がった曲である。この曲は心を病んでしまったある友人のために書かれ、救いを求めるものに手を差し伸べその気持ちを安らげることができるような心温まる一曲となった。

「Then She Made The Lasses-O」はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの「Green Grow The Rashes-O」からインスパイアを受けて作られた。「Piper At The Gates Of Dawn」はケネス・グレアムの名著「たのしい川べ」(The WInd in The Willows)の同名(The Piper At The Gates Of Dawn)の章に書かれた最も美しい一節を朗読したものである。昨年の夏、最初にこの作品のインスト・テイクがリアル・ワールド・スタジオで録音され、これに今回マイクがダブリンでボーカルを加えたのがこの作品。マイクの非常に美しく情景が浮かぶような朗読とバンドのブラザー・ポールとスティーヴ・ウィッカムによる優美なサウンドが相まって、透明感あふれこのアルバムのエンディングを飾るに飾る相応しい見事な一曲となった。

◼︎商品概要
Waterboys_WhereTheActionIs_Low
アーティスト:ザ・ウォーターボーイズ (The Waterboys)
タイトル: ホエア・ジ・アクション・イズ (Where The Action Is)
発売日:2019年5月24日(金)
品番:TRCP-242/ JAN: 4571260588950
定価:2,400円(税抜)
ボーナストラック:2曲収録/解説:新谷洋子/歌詞対訳付

tracklist:
1. Where The Action Is
2. London Mick
3. Out Of All This Blue
4. Right Side Of Heartbreak (Wrong Side Of Love)
5. In My Time On Earth
6. Ladbroke Grove Symphony
7. Take Me There I Will Follow You
8. And There’s Love
9. Then She Made The Lasses-O
10. Piper At The Gates Of Dawn
11. 代々木公園にて (In Yoyogi Park) *
12. 下北が好きです(Shimokita Ga Suki Desu) *
*ボーナストラック

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◼︎ザ・ウォーターボーイズ
1983年、英スコットランド・エジンバラ出身のマイク・スコットを中心に結成。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられる。NYパンク、ニュー・ウェーヴの初期、その後の3rdアルバム『ディス・イズ・ザ・シー』では、ロックにケルティック・フォーク、アイルランド伝統音楽、プログレ、カントリー、ゴスペルなどを取り込んだ音楽性と、マイク・スコットの文学性豊かな歌詞が融合して高い評価を獲得、シングル「The Whole Of The Moon」は彼らの代表曲であるばかりでなく、プリンスがカヴァーしたり、U2の2017年のワールド・ツアーの導入歌として使用されるなどロック界の名曲。1988年、アイルランドに移住して制作された4thアルバム『Fisherman’s Blues』は、アイリッシュ・トラッドを大胆に取り入れた作品となり、大ヒットを記録。90年代はマイク・スコットは主にソロ活動を中心に行う。2000年代よりバンドとして、アルバムのリリース、ワールド・ツアーを精力的に行う。2014年にフジロックフェスティバルで初来日を果たし、2015年には単独初来日公演を行う。2019年5月、2年ぶりのニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』を発売。同年フジロックフェスティバル出演。



コートニー・バーネット、フジロック出演決定!来日公演決定!まとめ。

—March.8.2019 11:00:43

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コートニー・バーネットは、2016年以来2度目となるフジロックフェスティバル’19へ出演することとなった。出演日は二日目の7/27(土)。
本日3/8(金)の東京公演を皮切りに、名古屋・大阪をまわるジャパン・ツアーがスタートする。

FUJI ROCK FESTIVAL’19 詳細はこちら

FUJI ROCK FESTIVAL’16「Avant Gardener」ライヴ映像

タワー渋谷店にてサイン会を実施!
告知チラシ_B5_low
・開催日時:3月9(土)15:00~
・会場:タワーレコード渋谷店 6F
詳細はこちら

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最新作『テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール』を今年5月にリリースしたコートニー・バーネットの来日公演が、2019年3月に東名阪で行われることとなった。

左利きのギター・ヒロインから紡ぎ出されたセカンド・アルバムとなる最新作は、世界的大ブレイクを果たしたデビュー・アルバムから更に進化を果たし、新世代のベスト・リリシストとして大絶賛を集めている。

来日公演は、単独公演としては2015年以来2回目、翌年2016年にはフジロック・フェスティバルに出演している。

◼︎公演概要
日時/会場
東京
3/8(Fri) SHIBUYA TSUTAYA O-EAST
open18:00/ start 19:00 ¥6,500(前売/1ドリンク別)
Information: 03-3444-6751 (SMASH)

名古屋
3/10(sun) Electric Lady Land
open18:00/ start 19:00 ¥6,500(前売/1ドリンク別)
Information: 052-936-6041 (JAILHOUSE)

大阪
3/11 (Mon) UMEDA CLUB QUATTRO
open18:00/ start 19:00 ¥6,500(前売/1ドリンク別)
Information: 06-6535-5569 (SMASH WEST)

チケット発売
主催者先行: 11/9(金)12:00- 15(木)23:59 (抽選制)

【URL】 http://eplus.jp/courtneybarnett/
一般発売: 11/24 (土)
東京: e+(pre:11/16 12:00-19 23:59)・ぴあ(P:131-173) /英語販売あり・ローソン(L:71252)・岩盤(ganban.net)
名古屋: e+(pre:11/16-19)・ぴあ(P:134-665 ) 英語販売あり・ローソン(L:42925)
大阪: e+( QUATTRO web: 11/17-19,pre:11/17-19)・ぴあ(P:134-638) 英語販売あり・ローソン(L:55208)・会場

協力:Traffic
お問い合わせ:SMASH 03-3444-6751 smash-jpn.com smash-mobile.com 

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最新シングル「Charity」ミュージック・ビデオ

新アルバム全10曲のライヴ映像を公開!アトランタの公園にて収録。

全曲フルはこちら

「最上級のギター作品」- Stereogum
「ロック界において、史上最速で頭角を表したアーティスト」- MOJO
「恐ろしいくらいにクレバー」– Pitchfork
「ウィットに富み、辛辣で素晴らしい歌詞の世界観が、全てにおいて新しいレベルに到達した」- DIY
「もう間違いようがない素晴らしい作品」– Louder than War

コートニー・バーネットは、世界的大ブレイクを果たしたデビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』(2015年)から、3年ぶりとなるセカンド・アルバム『テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール』を5月18日に発売する。

2015年に発売されたデビュー・アルバムは、その年の「アルバム・オヴ・ザ・イヤー」の上位を席巻し、グラミー賞「最優秀新人アーティスト」へのノミネート、ブリット・アウォード「インターナショナル女性ソロ・アーティスト賞」の受賞、その傑出した歌声やウィットに富んだ感性、時折見せる無邪気でユニークな観察眼は高い評価を獲得し、新世代を代表するアーティストとなった。また昨年は、盟友カート・ヴァイルとコラボしたアルバム『ロッタ・シー・ライス』をリリースし、こちらも高い評価を受けている。

新作では、意外ともいえる変化を軽やかに見せている。独特なアルバム・タイトル、いつもと違った表情を見せるクローズアップで撮られたセルフポートレイトのジャケット写真、そしてこの作品には、今までになかった素直さ、骨太な演奏、優しさに溢れる歌声、そして力強い歌詞が響く。言うなれば、自身の音楽的進化において注目すべき新たなフェーズに入ったのである。

今の彼女からは言葉数を減らしながらも逆に多くのことが伝わってくる。かつて彼女は自身のフィルターを通した視点から世界を眺め歌っていたが、新作は、善人たち、悪人たち、愛する人々など、彼女に関わる色々なものに視点を移して歌っている。それらは親しい人から全く知らない人まで、実に様々な範囲まで及ぶ。

オフィシャル・バイオ
コートニーの発言など含む新作のより詳しい情報はこちらのオフィシャル・バイオにて。CLICK!
「心が壊れたなら、それを芸術へと作り変えなさい」故キャリー・フィッシャーによるこの切迫した、共感を呼ぶ励ましの言葉が、コートニー・バーネットのセカンド・アルバム『テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール』の1曲目“Hopefulessness”の冒頭に登場する。〜」(全5,000字)

VIDEOS
公開映像一覧はこちらにて。CLICK!
1stシングル「Nameless,Faceless」日本語字幕付

ファースト・シングル「Nameless, Faceless」は、その歌詞一つ一つが印象的だ。“アルファベットが入ったスープを飲んで 君よりすてきな単語を吐き出してみせる”。このネット上の醜い現象が現実世界において、誰もあずかり知らないところでひっきりなしに人々の安全を脅かすようなことになっていなければ、ただの喜劇で終わるのだが、現実には頻繁に起こっていることである。カナダの女流作家マーガレット・アトウッドの言葉から借りた一節がコーラスとなってまさにそのことを描き出している。
「夜の公園を散歩したい 男は女に あざ笑われることを恐れてる 夜の公園を散歩したい 女は男に 殺されることを恐れてる 私は鍵を 指の間に挟んでる」

今現在においてもクレヴァーで捻りの効いた言葉使いやストーリー性溢れるその着眼点は全くもって変わるところがない。
彼女はよりシリアスで外界へ向けたトーンで現在の社会情勢を切り取っていながらも、彼女の持つメロディアスで中毒性高い旋律は今もって健在である。

2ndシングル「Need A Little Time」

2ndシングルは滅多に聞くことのできない彼女の優しく繊細な歌声がありえないほどに美しく、それがだんだんと力強く変化し一気に羽ばたいて行く、優美なコーラスの上をまるで浮遊していくかのようである。

またこの曲で、彼女は自身が世界屈指のリリシストであることを証明している。歌詞のあらゆる部分で、人間関係にはある一定の距離が必要なはずだと言っているようだが、そういった事を様々な比喩を散りばめながら表現している。例えば“みんな好き勝手に自分の意見を言いたがる 交通事故が起こらないかと ずっと思いながら”とか“自分の髪を剃ってみるってのはどう? 気分的には変化はないけど 手触りは最高よ”と言った歌詞などで。

「Need A Little Time」のミュージック・ビデオは、彼女と長年に渡りヴィジュアルでコラボレートするダニー・コーエンによる作品だ。
コーエン曰く「この曲には舞い上がる、というか浮遊する感覚を感じてたから、曲の意味するところに沿った感じでやろうと決めたんだ。コートニーは時々自分自身や他人から距離をおきたいと思っている。僕はコートニーが友達や家族やファンと離れているのを具体的に見せたいとは思わないから、そこを比喩的表現を使って映像化したんだ。彼女が場所や時間を超えて浮遊して、最後にはこの宇宙から遠く離れたところにたどり着く。彼女が見つけた場所はたったひとりぼっちの宇宙で、彼女と自分のギターだけで誰も何も気にせずにそこで歌っているんだ」

3rdシングル「City Looks Pretty」

コートニー節炸裂の​ドライヴ感溢れるギター・サウンドにのせて、「​友達は他人のように接してくるし​ / ​他人は親友のように接してくる​」という印象的な歌詞が歌われるアルバムを代表するナンバーだ。

露出情報
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記事、ラジオ、TVなどの露出情報はこちらにて。CLICK!

商品概要
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アーティスト:コートニー・バーネット (COURTNEY BARNETT)
タイトル: テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール (TELL ME HOW YOU REALLY FEEL)
発売日:2018年5月18日(金)
品番:TRCP-230
定価:2,200円(税抜)
JAN: 4571260587458
ボーナストラック収録
解説/ 歌詞対訳付

Tracklist
1. Hopefulessness
2. City Looks Pretty
3. Charity
4. Need A Little Time
5. Nameless, Faceless
6. I’m Not Your Mother, I’m Not Your Bitch
7. Crippling Self Doubt And A General Lack Of Self Confidence
8. Help Your Self
9. Walkin’ On Eggshells
10. Sunday Roast
11. How To Boil An Egg (Bonus Track/ 世界初CD化/ 2016年)
12. Swan St Swagger (Bonus Track/ 世界初CD化/ 2014年)
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プロフィール
1988年、豪州生まれ。2012年、自身のレーベルMilK! Recordsを設立し、デビューEP『I’ve got a friend called Emily Ferris』(2012)をリリース。続くセカンドEP『How To Carve A Carrot Into A Rose』(2013)は、ピッチフォークでベスト・ニュー・トラックを獲得するなど彼女の音楽が一躍世界中に広まった。デビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』(Sometimes I Sit and Think, Sometimes I Just Sit)を2015年3月にリリース。グラミー賞「最優秀新人賞」にノミネート、ブリット・アウォードにて「最優秀インターナショナル女性ソロ・アーティスト賞」を受賞する等、世界的大ブレイクを果たし、名実共にその年を代表する作品となった。2018年5月、全世界待望のセカンド・アルバム『テル・ミー・ハウ・ユー・リアリー・フィール』をリリース。

http://courtneybarnett.com.au/

デビュー作まとめ
全世界で大ブレイクを果たした前作のデビュー・アルバム『サムタイムス・アイ・シット・アンド・シンク、サムタイムス・アイ・ジャスト・シット』(2015年)まとめ。
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ネナ・チェリー、新作はフォー・テットをプロデューサーに迎え、マッシヴ・アタックの3D参加作!

—February.5.2019 23:00:46


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「今回は今まで私が長年やってきたなかでベストの部類に入るんじゃないかしら」- ネナ・チェリー

「若干16歳の時にスウェーデンからロンドンへと渡り、ロンドンのパンクやスクワット・ムーヴメントに身を委ねながら、80年代、90年代のブリティッシュ・プロテスト・ソングそしてポップ・ソング界において重要な役割を 演じてきたネナ・チェリー。彼女のその反抗心は未だとどまることを知らない」 DAZED

「30年にも渡ってこのようなミニマルでポジティヴなプロテスト・ソングを生み出し続けられるアーティストなどそうそういない。チェリーはこのような仕事を容易くやってのけるのである」 Pitchfork, – Best New Music

「’Synchronised Devotion’はまさしく剥き出しの感情を表している。力強く美しいネナが戻ってきた」 Mixmag ‘Album of The Month’ 8/10

「今回のチェリーによる怒れるサウンドからわかるように、彼女が再びクリエイティヴ・シーンで大きな輝きを見せた」 Q Mag ****

「チェリーの描いた作品は、至福そして共感力に満ち溢れている」 Uncut 8/10

ネナ・チェリーは、4年振り5枚目となるニュー・アルバム『ブロークン・ポリティクス』を10月19日に発売する。キーラン・ヘブデン(フォー・テット)をプロデューサーに迎えて制作されたニュー・アルバムからの先行シングル「Kong」は、3D(マッシヴ・アタック)とのコラボ作であり、ピッチフォークでベスト・ニュー・トラックを獲得している。

「前回のアルバムは怒りや力強さに溢れていて、一方今回のアルバムはより静かで練り込んで作った作品だと思うわ」 本作は、ネナ・チェリーの長年のパートナーであるキャメロン・マクヴィと共作した曲を、プロデューサーのキーラン・ヘブデン(フォー・テット)が仕上げていった。また、今回使用したスタジオは、彼女の父親であり歴史的ジャズ・ミュージシャンのドン・チェリー等が立ち上げたスタジオ。「このスタジオにいるとなぜかすごく落ち着くの」

「私が好きなのは個人的な視点から曲を書くことなんだけど、私たちが生きているこの時代には自分の本当の声を探している人々が周りにいっぱい溢れている。そして人々は聞き間違いや誤解そして幻滅に悩まされながら周りから取り残されている。それに対して私は何ができる?多分“政治”っていうのは寝室もしくは自分の家の中から始まっているもので、“行動”や“責任”というものの一つの形だと思うの。このアルバムはそのようなことに関するもの全て:心が張り裂けそうだったりがっかりしたり悲しいと感じることはあっても、耐えることを知っている。これは自由な思想や精神を無くさないための戦いね」

先行シングルとなった「Kong」。この作品はマッシヴ・アタックの3Dとのコラボレーションで、フランスはカレーにおける難民キャンプの緊迫した状況から発生する“無知”が元になって作られた楽曲である。「カレーの街には親がまだ街に到着していなかったり、そもそも親のいない子供達があふれている。彼らはイギリスに移住しようとして、そのサポートを必要としてるんだけど、全くそれが起こる気配さえもない。思うに難民たちは他の土地に行くにしても自分の愛着のある身の回りのものとは別れたくないでしょう。私はその風景を描こうと思って、自分もそのストーリの中に身をおいてみたの。そしてこの歌は、今いる場所を離れたくないと思っている誰か、そこに私を投影して書いたものなの」

ネナ・チェリーの継父でジャズ界のレジェンド、ドン・チェリーがトランペットで参加したオーネット・コールマンの「グローイング・アップ」(1969年)をサンプリングした「Natural Skin Deep」は、この曲のミュージック・ビデオを監督したのは、ブラッド・オレンジ「Charcoal Baby」、 Klein,「Marks Of Worship」などのミュージック・ビデオや、KENZOの映像作品を手がける気鋭の映像作家、アキノラ・デイヴィス(Akinola Davies)。

ビデオ監督のアキノラはこのミュージック・ビデオについて次のように語った。「僕がこれから話すことで言えるのは一言、この映像はレバノンのベイルートで大勢の素晴らしい出演者とともに撮影された、ということ。僕の仕事の大半はコミュニティを中心に据えてて、それがグローバルなものであれローカルなものであったとしてもそう。僕ら自身がアートの中に身を置いて、よく考えることが重要なんだ。同時に物が溢れまくったこの世の中で暮らしながら、実は今僕らの周りで何が本当に起こっているのか無関心になってないか?ということも問いかけている。ネナは世界的なアイコンで、今回の『ブロークン・ポリティクス』というタイトルも様々なテーマに沿っていて、より意図を感じさせるものになっている。この映像の中には今現在語られるべきことがたくさん詰まっていて、例えば僕がネナのライヴを観にロンドンのヴィレッジ・アンダーグラウンドに行った時、そこでは観客は皆ポケットから自分の携帯を取り出して一様にライヴの動画を撮ってるんだ。それでしょうがないから近くにいた男性に、ちょっとどいてくれないか?って言ったんだ。だって、彼は僕の目の前に自分の携帯をかざしてたからね。今この社会で繰り広げられてる、それも全方位自分の眼の前で行われてる、全くもって皮肉めいた風景だった。携帯の画面を通してコミュニケーションを図れるようになったけど、その代わり僕らは全ての時間をスクリーンを見ながら費やすことになってるんだよね」

◼︎商品概要
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アーティスト:ネナ・チェリー (Neneh Cherry)
タイトル: ブロークン・ポリティクス (Broken Politics)
発売日:2018年10月19日(金)
品番:TRCP-235/ JAN: 4571260588219
定価:2,200円(税抜)
ボーナストラック収録/ 解説:新谷洋子/ 歌詞対訳付
プロデューサー:キーラン・ヘブデン(フォー・テット)

[Tracklist] 1. Fallen Leaves
2. Kong(リード・トラック)
3. Poem Daddy
4. Synchronised Devotion
5. Deep Vein Thrombosis
6. Faster Than The Truth
7. Natural Skin Deep
8. Shot Gun Shack
9. Black Monday
10. Cheap Breakfast Special
11. Slow Release
12. Soldier
13. Kong (Parris Remix) *ボーナス・トラック(CD)

Amazon Apple Music/iTunes Spotify Tower Records HMV

◼︎プロフィール
ネナ・チェリーは、80年代ポスト・パンクの伝説のバンド、リップ・リグ・アンド・パニックでの活動、ソロ転向後は「バッファロー・スタンス」など、そしてユッスー・ンドゥールとコラボした「セヴン・セカンズ」といった数々のシングルが世界的な大ヒットを記録。またマッシヴ・アタックの『ブルー・ラインズ』、ゴリラズやピーター・ガブリエル、トリッキーなどの作品への参加と、ポップ・スターであり、ジャンルを超えた音楽のパイオニアであるというシンボリックな女性アーティスト。

スウェーデン出身。伝説のトランペット奏者ドン・チェリーは継父、イーグル・アイ・チェリーは義弟。80年代ポスト・パンク・シーン伝説のバンド、リップ・リグ・パニック、ニューエイジ・ステッパーズ、フロート・アップ・CPのボーカリストとして本格的な音楽活動を開始。
ソロ転向後、1988年にソロ・デビュー・アルバム『ロウ・ライク・スシ』をリリースし、シングル「バッファロー・スタンス」が全米3位を記録するなど大ヒットを記録。1992年2ndアルバム『ホームブルー』をリリース。1994年、ユッスー・ンドゥールとの共演シングル「セヴン・セカンズ」が世界的大ヒットを記録。1996年3rdアルバム『マン』をリリースし、シングル「ウーマン」が大ヒット。2012年にフリージャズ・トリオのザ・シングとの共作アルバム『チェリー・シング』をリリース。4thアルバム『ブランク・プロジェクト』(2014年)をリリース。2018年10月、前作に引き続きプロデューサーにフォー・テットを迎えた4年ぶりのアルバム『ブロークン・ポリティクス』をリリース。

◼︎ディスコグラフィー(ソロ・アルバム)
1stアルバム『ロウ・ライク・スシ』(1989年)
2ndアルバム『ホームブルー』(1992年)
3rdアルバム『マン』(1996年)
4thアルバム『ブランク・プロジェクト』(2014年)
5thアルバム『ブロークン・ポリティクス』(2018年)



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