Phew、伝説のソロ作『Our Likeness』のリイシュー盤、 Muteレーベルより本日世界発売! VIVA Strange Boutiqueとのコラボが決定!

—February.17.2023 11:50:35




MUTEレーベルより発売された最新アルバム『New Decade』(2021年)は、英有力音楽誌『The Wire』の表紙を飾るなど、世界的に高い評価を集めているPhewの伝説のアルバム『Our Likeness』(1992年)のリイシュー盤が、本日発売された。日本盤CDは松村正人氏の解説付き、輸入盤LPは限定クリア・ヴァイナル仕様となっている。

ヤキ・リーベツァイト(CAN)、クリスロ・ハース(D.A.F. 等)、アレクサンダー・ハッケ(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)、トーマス・スターン(クライム・アンド・ザ・シティー・ソリューション)といった豪華なアーティストが参加し、クラフトワーク、NEU!、D.A.F.、クラスター&イーノ等、数々の名盤を生み出した伝説のスタジオ、コニー・プランク・スタジオにて制作された本作は、発売当時の32年前も、そして今も、常に新しく・刺激的なアルバムだ。

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◉VIVA Strange Boutique x Phew 

今回のリイシューを記念して、ポストパンク、ニュー・ウェイヴを中心に音楽カルチャーにかかわる商品を取り扱う、東京・奥沢のセレクト・ショップ、VIVA Strange Boutiqueとのコラボレーションが決定した。


今回、先行でデザインが公開された 『Our Likeness』のアートワークを使用したTシャツをはじめ、Phewの作品アーカイブや、本人が所有していた写真など、貴重な資料などをふんだんに使用したアイテムが3月中旬にリリース予定となっている。

発売日や商品ラインナップなどの情報詳細については、VIVA Strange BoutiqueのSNSにて随時公開予定。

Website : https://www.vivastrangeboutique.com/shop.html#/
Instagram : https://www.instagram.com/vivastrangeboutique/
Twitter : https://twitter.com/vivastrange

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『Our Likeness』は、ケルンにある伝説のコニー・プランクのスタジオ(クラフトワーク、Neu!、D.A.F.、クラスター&イーノetc)に10年以上ぶりに戻ったPhewに、クリスロ・ハース(D.A.F. etc)がコラボレーションを申し入れたものだ。1981年にコニー・プランクがPhewのソロ・デビュー・アルバムのエンジニアリングを担当した際に、Phewと短い期間会ったことがあるクリスロ・ハースは、アレキサンダー・ハッケ(ギター/アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)、トーマス・スターン(ベース/クライム・アンド・ザ・シティー・ソリューション)を参加させるよう手配した。CANのドラマー、ヤキ・リーベツァイトもPhewと再会し、この新しい世代のドイツの実験音楽家たちとコラボレートしたこのアルバムは、32年の時を経てリイシューされた。

Phewは、日本のポストパンクグループ、アーント・サリーのボーカリストとして注目を集め、その後、坂本龍一とソロ・シングルを発売している。CANのヤキ・リーベツァイトとホルガー・シューカイと共に録音し、コニー・プランクがエンジニアを務めた1981年のデビュー作のセルフタイトル・アルバムに続き、1987年には2ndソロ・アルバム『View』を発表している。

クリスロ・ハース(D.A.F. / Liaisons Dangereuses / Der Plan)は、本作の制作のために、PhewとMuteレーベルの創始者ダニエル・ミラーを引き合わせた。Phewは当時を振り返りながら次のようにコメントをしている。「1981年にコニーズ・スタジオでレコーディングしていたとき、若いドイツ人男性が訪ねてきて、しばらくスタジオに静かに座り、そして何も言わずに帰っていきました。彼の礼儀正しさは長く記憶に残り、今でも思い出すことができます。彼がD.A.F.のクリスロ・ハースであることを知ったのは、彼が来日したときでした。1980年代の終わりに彼が東京にやってきて、一緒に何かを作ろうということになり、数ヵ月後にコニーズ・スタジオでレコーディングをすることになりました。クリスロは参加したミュージシャン、アレックス・ハッケ、ヤキ・リーベツァイト、トーマス・スターンに連絡を取り、Muteにこのプロジェクトのことを伝え、『Our Likeness』がリリースされたのです。もし、クリスロがまだこの世にいたら、どんな音楽を作っていただろうかとよく考えます。それから24年後、ポーランドのフェスティバルでアレックス・ハッケと再会し、そこでhackedepicciottoと一緒に演奏することになったのです。そして今、私はDanielle de Picciottoと一緒に仕事をしています。まだまだこれからです!」

『New World』(2015年)から、最近では2021年の『New Decade』(Mute)、多数の完売カセット作、コンピレーション『Vertigo KO』(Disciples、2020年)、『Vertical Jamming』(Disciples vinyl edition、2022年)といったアルバムに収録されている彼女の最新フェーズでは、Phewの芸術的な声が一段と新しいかたちに凝縮され発信されている。

◉商品情報

アーティスト:Phew (Phew)
タイトル:アワ・ライクネス (Our Likeness)
発売日:2023年2月17日(金)
CD/ 品番:TRCP-303 / JAN: 4571260592209
定価:2,400円(税抜)/ 紙ジャケット仕様 / 解説付

Tracklist
1. The Last Song
2. Our Likeness
3. Being
4. Like Water And Water
5. Glitter Of Night
6. Spring
7. Smell
8. Depth Of The Forehead
9. Our Element
10. Expression
11. Ocean

参加アーティスト:Phew (ボーカル)、ヤキ・リーベツァイト(ドラム, パーカッション)、クリスロ・ハース(キーボード)、アレクサンダー・ハッケ(ギター) 、トーマス・スターン (ベース)
アートワークコンセプト:アレクサンダー・ハッケ

◉最新作『New Decade』(2021年)に関して
作品概要はこちら。 

海外プレス評
「エレクトロニック・ミュージックの中を神出鬼没に動き回り、そこで彼女が仕掛けた波動には、超越的なリズムとメッセージがある」- The Wire

「静かな呟きから陶酔の叫びまで」 – ELECTRONIC SOUND

◉ショート・プロフィール
伝説のアート・パンク・バンド、アーント・サリーの創設メンバーであり、1979年解散後はソロとして活動を続け、1980年に坂本龍一とのコラボレーション・シングルをリリース、1981年には、コニー・プランク、CANのホルガー・シューカイとヤキ・リーペツァイトと制作した1stソロ・アルバム『Phew』を発売。1992年、MUTEレーベルより発売された3rdアルバム『Our Likeness』は、再びコニー・プランクのスタジオにて、CANのヤキ・リーベツァイト、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのアレクサンダー・ハッケ、そしてDAFのクリスロ・ハースと制作された。2010年代に入り、声と電子音楽を組み合わせた作品を次々に発売し、エレクトロニック・アーティストとしても世界的評価を高めた。ピッチフォークは「日本のアンダーグラウンド・レジェンド」と評している。また、アナ・ダ・シルヴァ(レインコーツ)、山本精一(ex.ボアダムス)等とのコラボレーション作品も発売。2021年、最新ソロ・アルバム『ニュー・ディケイド』はTraffic/Muteより世界発売。2023年2月、伝説のソロ・アルバム『Our Likeness』(1992年)がTraffic/Muteよりリイシューされる。

https://linktr.ee/PhewPhew
https://linktr.ee/Traffic_Label
www.mute.com



Phew、伝説のソロ作『Our Likeness』(1992年)より 第2弾シングル「The Last Song」配信開始! Muteレーベルより2月全世界発売!

—January.16.2023 23:29:33




“Phewの洗練されたフレージングと躍動感に満ちたヴォーカルが、アルバム全体を牽引している” ━━ Uncut

最新アルバム『New Decade』(2021年)は、英有力音楽誌『The Wire』の表紙を飾るなど、世界的に高い評価を集めているPhewは、彼女の伝説のソロ・アルバム『Our Likeness』のオープニング・トラック「The Last Song」の配信を公開した。『Our Likeness』は、ヤキ・リーベツァイト(CAN)、クリスロ・ハース(D.A.F. 等)、アレクサンダー・ハッケ(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)、トーマス・スターン(クライム・アンド・ザ・シティー・ソリューション)といった豪華なアーティストが参加し、クラフトワーク、NEU!、D.A.F.、クラスター&イーノ等、数々の名盤を生み出した伝説のスタジオ、コニー・プランク・スタジオにて制作された。

アルバムは、Muteレーベルより2月17日に全世界発売される。

◉Listen & Pre-Orderはこちら。

『Our Likeness』は、ケルンにある伝説のコニー・プランクのスタジオ(クラフトワーク、Neu!、D.A.F.、クラスター&イーノetc)に10年以上ぶりに戻ったPhewに、クリスロ・ハース(D.A.F. etc)がコラボレーションを申し入れたものだ。1981年にコニー・プランクがPhewのソロ・デビュー・アルバムのエンジニアリングを担当した際に、Phewと短い期間会ったことがあるクリスロ・ハースは、アレキサンダー・ハッケ(ギター/アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)、トーマス・スターン(ベース/クライム・アンド・ザ・シティー・ソリューション)を参加させるよう手配した。CANのドラマー、ヤキ・リーベツァイトもPhewと再会し、この新しい世代のドイツの実験音楽家たちとコラボレートしたこのアルバムは、2023年2月17日にリイシューされる。

Phewは、日本のポストパンクグループ、アーント・サリーのボーカリストとして注目を集め、その後、坂本龍一とソロ・シングルを発売している。CANのヤキ・リーベツァイトとホルガー・シューカイと共に録音し、コニー・プランクがエンジニアを務めた1981年のセルフタイトル・アルバムに続き、1987年には2ndソロ・アルバム『View』を発表している。

クリスロ・ハース(D.A.F. / Liaisons Dangereuses / Der Plan)は、本作の制作のために、PhewとMuteレーベルの創始者ダニエル・ミラーを引き合わせた。Phewは当時を振り返りながら次のようにコメントをしている。「1981年にコニーズ・スタジオでレコーディングしていたとき、若いドイツ人男性が訪ねてきて、しばらくスタジオに静かに座り、そして何も言わずに帰っていきました。彼の礼儀正しさは長く記憶に残り、今でも思い出すことができます。彼がD.A.F.のクリスロ・ハースであることを知ったのは、彼が来日したときでした。1980年代の終わりに彼が東京にやってきて、一緒に何かを作ろうということになり、数ヵ月後にコニーズ・スタジオでレコーディングをすることになりました。クリスロは参加したミュージシャン、アレックス・ハッケ、ヤキ・リーベツァイト、トーマス・スターンに連絡を取り、Muteにこのプロジェクトのことを伝え、『Our Likeness』がリリースされたのです。もし、クリスロがまだこの世にいたら、どんな音楽を作っていただろうかとよく考えます。それから24年後、ポーランドのフェスティバルでアレックス・ハッケと再会し、そこでhackedepicciottoと一緒に演奏することになったのです。そして今、私はDanielle de Picciottoと一緒に仕事をしています。まだまだこれからです!」

『New World』(2015年)から、最近では2021年の『New Decade』(Mute)、多数の完売カセット作、コンピレーション『Vertigo KO』(Disciples、2020年)、『Vertical Jamming』(Disciples vinyl edition、2022年)といったアルバムに収録されている彼女の最新フェーズでは、Phewの芸術的な声が一段と新しいかたちに凝縮され発信されている。

◉商品情報

アーティスト:Phew (Phew)
タイトル:アワ・ライクネス (Our Likeness)
発売日:2023年2月17日(金)
CD/ 品番:TRCP-303 / JAN: 4571260592209
定価:2,400円(税抜)/ 紙ジャケット仕様 / 解説付

Tracklist
1. The Last Song
2. Our Likeness
3. Being
4. Like Water And Water
5. Glitter Of Night
6. Spring
7. Smell
8. Depth Of The Forehead
9. Our Element
10. Expression
11. Ocean

参加アーティスト:Phew (ボーカル)、ヤキ・リーベツァイト(ドラム, パーカッション)、クリスロ・ハース(キーボード)、アレクサンダー・ハッケ(ギター) 、トーマス・スターン (ベース)
アートワークコンセプト:アレクサンダー・ハッケ

◉最新作『New Decade』(2021年)に関して
作品概要はこちら。 

海外プレス評
「エレクトロニック・ミュージックの中を神出鬼没に動き回り、そこで彼女が仕掛けた波動には、超越的なリズムとメッセージがある」- The Wire

「静かな呟きから陶酔の叫びまで」 – ELECTRONIC SOUND

◉ショート・プロフィール
伝説のアート・パンク・バンド、アーント・サリーの創設メンバーであり、1979年解散後はソロとして活動を続け、1980年に坂本龍一とのコラボレーション・シングルをリリース、1981年には、コニー・プランク、CANのホルガー・シューカイとヤキ・リーペツァイトと制作した1stソロ・アルバム『Phew』を発売。1992年、MUTEレーベルより発売された3rdアルバム『Our Likeness』は、再びコニー・プランクのスタジオにて、CANのヤキ・リーベツァイト、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのアレクサンダー・ハッケ、そしてDAFのクリスロ・ハースと制作された。2010年代に入り、声と電子音楽を組み合わせた作品を次々に発売し、エレクトロニック・アーティストとしても世界的評価を高めた。ピッチフォークは「日本のアンダーグラウンド・レジェンド」と評している。また、アナ・ダ・シルヴァ(レインコーツ)、山本精一(ex.ボアダムス)等とのコラボレーション作品も発売。2021年、最新ソロ・アルバム『ニュー・ディケイド』はTraffic/Muteより世界発売。2023年2月、伝説のソロ・アルバム『Our Likeness』(1992年)がTraffic/Muteよりリイシューされる。

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Phew、年末ele-king号の表紙に!

—December.5.2022 18:00:51

恒例の年末ele-king号(12/27発売)の表紙をPhewが飾ることとなった。
昨年、Muteレーベルより全世界発売された最新アルバム『New Decade』は、英有力音楽誌『The Wire』の表紙を飾るなど、世界的に高い評価を集めているPhewは、先月、1992年に発売された3rdアルバム『Our Likeness』のリイシューの詳細を発表している。
『Our Likeness』詳細はこちら。

◉年末ele-king号の詳細◉
ele-king vol.30

特集:エレクトロニック・ミュージックの新局面──2020年代、電子音楽の旅

インタヴュー Phew (野田努)
再発される『Our Likeness』について (野田努)
Phewについて──生きることを肯定する、言葉の得も言われぬ力 (細田成嗣)
インタヴュー ロレイン・ジェイムズ (ジェイムズ・ハッドフィールド/江口理恵)

ディスクガイド
2020年代エレクトロニック・ミュージックの必聴盤50
(髙橋勇人、三田格、河村祐介、yukinoise、デンシノオト、ジェイムズ・ハッドフィールド、小林拓音、野田努)

2020年代を楽しむためのジャンル用語の基礎知識 (野田努+三田格)

コラム
ジャパニーズ・エレクトロニック・ミュージックの新時代 (ジェイムズ・ハッドフィールド/江口理恵)
ベース・ミュージックは動いている (三田格)
2020年代を方向づける「ディコロナイゼーション」という運動 (浅沼優子)
音楽は古代的な「魔法」のような存在に戻りつつある (ミランダ・レミントン)
暴力と恐怖の時代 (三田格)

2022年ベスト・アルバム30作品
2022年ベスト・リイシュー23作品

ジャンル別2022年ベスト10
エレクトロニック・ダンス (髙橋勇人)
テクノ (猪股恭哉)
インディ・ロック (天野龍太郎)
ジャズ (大塚広子/小川充)
ハウス (猪股恭哉)
インディ・ラップ (Genaktion)
日本ラップ (つやちゃん)
アンビエント (三田格)

2022年わたしのお気に入りベスト10
──ライター/アーティスト/DJなど計23組による個人チャート
(青木絵美、浅沼優子、天野龍太郎、大塚広子、岡田拓郎、小川充、小山田米呂、河村祐介、木津毅、柴崎祐二、杉田元一、髙橋勇人、つやちゃん、デンシノオト、野中モモ、ジェイムズ・ハッドフィールド、二木信、細田成嗣、Mars89、イアン・F・マーティン、Takashi Makabe、三田格、yukinoise)

「長すぎる船旅」の途上で歌われた言葉──2022年、日本のポップ・ミュージックとその歌詞 (天野龍太郎)
座談会:2022年は大変な年でした (マシュー・チョジック+水越真紀+野田努)

http://www.ele-king.net/

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