ベン・フロスト、スティーヴ・アルビニとの共同制作による新作ついに発売!

—October.1.2017 00:00:51

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前作『A U R O R A』での大成功の後に発表されたこの曲(「スレッショルド・オヴ・フェイス」)は、前作を踏襲したものではない。それはまるで雪に反射した太陽の光で視界がきかない、そんな境地で制作されたようなサウンドだ。— Piitchfork

前人未到の地へと足を踏み入れた驚異的な1作 — 小林拓音 (ele-king)

ベン・フロストにとっても、またスティーヴ・アルビニにとっても、本作は画期となる作品だろう。本年度を代表する傑作の誕生である。— 小野島大(RealSound)

「実にアルビニらしく闊達なエッジを持つサウンドに仕上がった。インダストリアル・ドローンでありながら曲の輪郭がどこかバキッとしているのである」 — 三田格(解説より)

世界的な大成功を収めた前作『A U R O R A』(2014年)から3年、エレクトロ・ノイズの鬼才 ベン・フロストは、スティーヴ・アルビニとのレコーディングで生み出されたニュー・アルバム『ザ・センター・キャンノット・ホールド』を9月29日にリリースする。ニュー・アルバムは、シカゴにあるスティーヴ・アルビニのスタジオで約10日間に渡ってレコーディングされ、その制作期間中にスタジオ空間で鳴らされたサウンドは、時に制御不可能になり、ベン・フロストとスティーヴ・アルビニに対し熱く激しく張り合うかの如く火花を散らしたのだった。ニュー・アルバムはそのスタジオで起こったドキュメントである。

本日早速ニュー・アルバム収録曲「スレッショルド・オヴ・フェイス」(Threshold of Faith)のミュージック・ビデオが公開された。

プリズムから放たれるスペクトル、その虹色の中の鮮やかな群青色をサウンド化したというニュー・アルバム、アートワークやミュージック・ビデオなどヴィジュアル全般がこの鮮やかな群青色で統一されている。

◼︎アルバム制作概要
2016年夏、ベン・フロストはシカゴに降り立った。それはあのスティーヴ・アルビニとの共同作業に入るためであった。約2週間を超える期間に制作された、今まさに崩壊しそうなくらい膨大に膨らんだ音の塊を、ガランとしたスタジオの中に並べられたアンプ群に流し込んだ途端、スピーカーの方がぶっ飛んだのだった。またスタジオのガラスの向こう側では、アルビニがスタジオで演奏された音源を縦横無尽にぶった切っていった。

轟音と静寂のシューゲイズ /エレクトロ・サウンドの決定打となった前作『A U R O R A』(2014年) は、ピッチフォークでベスト・ニュー・ミュージックを獲得するなど世界的な成功を収め、またブライアン・イーノ、ティム・ヘッカー、ビョーク等とのコラボレーション、映画音楽制作など多岐にわたる活動を続けてきたベン・フロスト。その飽くなき挑戦を続けてきた彼が新たに踏み込んで行った先は、シカゴでのスティーヴ・アルビニとの共同レコーディングだった。

◼︎PRESS
ele-king 【Review】「前作で圧倒的な評価を獲得したインダストリアル/ドローンの鬼才、ベン・フロスト。まさかのスティーヴ・アルビニを迎えて制作されたそのニュー・アルバムは、重く、鋭く、凄まじい。前人未到の地へと足を踏み入れた驚異的な1作」 記事はこちら。

RealSound 「傑作誕生の理由 スティーヴ・アルビニとの共同作業から探る」 記事はこちら。

◼︎商品概要
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・アーティスト:ベン・フロスト (Ben Frost)
・タイトル:ザ・センター・キャンノット・ホールド (The Centre Cannot Hold)
・発売日:2017年9月29日(金)
・品番:TRCP-217
・JAN: 4571260587144
・ボーナストラック収録
・解説:三田 格

[Tracklist] 1. Threshold of Faith
2. A Sharp Blow In Passing
3. Trauma Theory
4. A Single Hellfire Missile Costs $100,000
5. Eurydice’s Heel
6. Meg Ryan Eyez
7. Ionia
8. Healthcare
9. All That You Love Will Be Eviscerated
10. Entropy In Blue
11. Meg Ryan Eyez (Albini Suspension Mix) *日本盤ボーナストラック

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◼︎EP『スレッショルド・オブ・フェイス』(7/28発売、デジタル配信のみ)概要
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詳細はこちら。

◼︎前作『A U R O R A』(2014年)まとめ。
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詳細はこちら。

◼︎プロフィール
’80 年、豪州メルボルン生まれ。2005 年、アイスランドのレイキャビックに移住。 Bedroom Community 創設者ヴァルゲイル・シグルズソン等と共に音楽活動を行う。2003年、デビュー・アルバム『Steel Wound』リリース。2010 年、ブライアン・イーノからの依頼により、映画『惑星ソラリス』にインスパイアされた作品を制作。また、スワンズの『The Seer』や、アンビエント、ドローン・ミュージック界の重鎮ティム・ヘッカー、ビョークの「Desire Constellation」のリミックス、映画のスコア作品も多く手掛けるなど活動は多岐に渡る。前作『A U R O R A』(2014年)は、ピッチフォークでベスト・ニュー・ミュージックを獲得するなど世界的な成功を収め、同年来日公演を東京と大阪にて実施。2016年夏、新作の制作をスティーヴ・アルビニと共に行い、2017年にその作品群からの最初の作品『スレッショルド・オヴ・フェイス』(EP)を7/28にデジタル配信にて、ニュー・アルバム『ザ・センター・キャンノット・ホールド』を9/29にリリース。

http://www.ethermachines.com/



CANのホルガー・シューカイ逝去。

—September.7.2017 13:32:53

Holger 1

ホルガー・シューカイ逝去に関するバンドからのステートメントです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

ホルガー・シューカイ 1938年3月24日ー2017年9月5日
誠に残念ではありますが、昨日ホルガーが、古くはCANのスタジオであったヴァイラースヴィストにある彼の自宅にて静かに息を引き取りました。彼の妻であるU-Sheが他界してからまだ数週間しか経っていない中での報せでした。ホルガーは最愛のパートナーを失って意気消沈していましたが、前向きな心で音楽制作に取組もうとしていた矢先のことだったのです。彼が亡くなったことは非常にショックで仕方がありません。葬儀に関してはわかり次第またお伝えしたいと思います。

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ele-kingによる追悼文はこちらより。

CAN関連の情報はこちらより。



ライアーズ、新作『TFCF』収録曲のミュージック・ビデオを公開!

—August.30.2017 00:00:29

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現代最強のエクスペリメンタル・バンド ライアーズは8枚目となるニュー・アルバム『TFCF』を8月25日にリリースし、その新作から「Cred Woes」のミュージック・ビデオを公開した。

アルバムの制作は、アンガス・アンドリューが生まれ育ったオーストラリアで行われた。シドニーから離れた場所で、車もなく、あるのは雨水と浄化槽だけという国立公園の中で。前作までレコーディングしてきたブルックリン、ベルリン、LAといった騒々しい大都市と比べると、全く逆の環境で新作『TFCF』が制作されたのである。

ライアーズは、2001年の破天荒なポスト・パンクのデビュー作から狂気的なエレクトロ作となった前作『Mess』(2015年)まで、一貫して作品ごとに全く違ったコンセプトでアルバムをリリースし、そのいずれの作品も高い評価を獲得してきた。
新作では、人里離れ隔離された環境で、これまで封印してきたサンプラーの多用とアコースティック・ギターを大胆に取り入れることに没頭した。「これまでトライしてこなかったこと、トライできたかもしれないけどやってこなかったことをやり遂げたんだ」とアンガス。

「僕が気に入ってるのは、全くもって未知の世界に入って行く、その感覚なんだ。自分で出来るとわかっていて、それでものを作るってことになんの意味があるのか?っていう。僕のゴール、それは夜通し眠れないくらい心躍る気持ちでクリエイティヴな判断をして行くってことなんだ」— アンガス・アンドリュー

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新作のサウンド、制作環境、コンセプトが見事に融合したショート・フィルムがライアーズのYouTubeサイトにて随時アップされている。

ele-king アルバム・レビュー
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◼︎商品概要
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・アーティスト:ライアーズ (Liars)
・タイトル: TFCF (TFCF)
・発売日:2017年8月25日(金)
・価格: 2,200円(税抜)
・品番: TRCP-215
・JAN: 4571260587007
・ボーナス・トラック収録
・海外プレスリリース訳 / 歌詞対訳付

[Tracklist] 1. The Grand Delusional
2. Cliché Suite
3. Staring At Zero
4. No Help Pamphlet
5. Face To Face With My Face
6. Emblems of Another Story
7. No Tree No Branch
8. Cred Woes
9. Coins In My Caged Fist
10. Ripe Ripe Rot
11. Crying Fountain
12. Fountain and Repeat (ボーナス・トラック)

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◼︎バイオグラフィー
2000年にNYブルックリンで結成。現在はメンバー:アンガス・アンドリュー(Angus Andrew)のソロ・プロジェクト。2001年には1stアルバム『They Threw Us All in a Trench and Stuck a Monument on Top』をリリースし、ヤー・ヤー・ヤーズ等と共にポスト・パンク新世代の旗手として2000年代のブルックリン・シーンを牽引。2003年、ヤー・ヤー・ヤーズとのカップリング・ツアーで初来日公演を行う。2004年, 2ndアルバム『They Were Wrong, So We Drowned』をリリース。その後ベルリンにて制作された3rdアルバム『Drum’s Not Dead』(2006年)に、4thアルバム『Liars』を2007年にリリース。そしてアート・スクール在学時に住んでいたロサンジェルスに戻り、トム・ヨークやデヴェンドラ・バンハートらがリミックスを手掛け、ピッチフォークにてBest New Musicを獲得し話題となった5thアルバム『Sisterworld』(2010年)にリリースし、翌2011年、2度目の来日公演実施。インダストリアルなダーク・ウェイヴ路線を邁進した6thアルバム『WIXIW』(2012年)、狂気的なエレクトロ作の7thアルバム『Mess』(2014年)リリース。アーロン・ヘムフィルとジュリアン・グロスがバンドを脱退。8thアルバムとなる最新作『TFCF』はアンガス・アンドリューの生まれ故郷のオーストラリアで制作された。