[ Courtney Barnett ] 新Music Videoが到着! 今年発売されたデビュー作でダントツの評価を得ているアルバムより。

—May.11.2015 16:00:31

dead fox capcure 2

コートニー・バーネットのデビュー・アルバムより「Dead Fox」のMusic Videoが公開された。「あなたから私が見えなければ 私からもあなたは見えない」(If You Can’t See Me / I Can’t See You)というフレーズが印象的なナンバー。稀代のリリシストとして大絶賛されている彼女の世界観が、全編アニメーションによって表現されたMusic Videoだ。

世界中が大騒ぎの新作まとめはこちらより。

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[ Father John Misty ] ​ ファーザー・ジョン・ミスティの愛すべき新作(5/20発売)へ、邦楽アーティストより素敵なコメントが到着!

—April.23.2015 11:49:44

FJM A写

“ティルマンがじたばたすればするほど、切実でありながらもユーモラスなフィーリングが生まれてきて、愛おしさが募り、無視できないものとなる。「僕は、僕自身や、他の誰にもでたらめを言うことなく愛について書きたかったんだ」と真面目に語りながら、そこに持ち前のウィットやセンス・オブ・ユーモアを持ち込むことの有効性も、彼は理解している”—赤尾美香(ライナーノーツより)

全世界で大絶賛を浴びているファーザー・ジョン・ミスティの2ndアルバム『アイ・ラヴ・ユー・ハニーベア』(5/20発売)、本作に対して岡田拓郎(森は生きている)、鈴木惣一朗(ワールドスタンダード/ソギー・チェリオス)、直枝政広(カーネーション/ソギー・チェリオス)より素敵なコメントが到着した。*敬称略。

《COMMENTS》 *50音順
J. Tillman時代から、アルバムが出るごとの変身ぷり(となにをやっても変わらぬ部分)には毎度驚かされたが、格段にスケールアップした今作は”大衆音楽”という言葉が真っ先に浮かんできた!
まるで音楽が正に大衆の物であった1950年代のビッグスターがタイムトラベルで現代に迷い込んできて、持ち前の才能で2015年という時を消化した後に、自らのサウンドと今ここで出すべきサウンド、アートとエンターテイメント、トゲとユーモアを絶妙な塩梅でブレンドしたとでも言うような。そして、この誰もモノマネ出来ぬ卓越した演奏技術は、”アマチュアリズム”を良しとするインディロックの坩堝によりネット上に山積するそれらの音楽とは一線も二線も画する。この職人技に、かつての大衆音楽が持っていた浪漫を感じた。

岡田拓郎(森は生きている)
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空は青く、風は甘く。ポップスがポップスとして、健康的で、美しい時代があった。
そんな当たり前のことを、想い出させてくれる。けれど、彼の音楽への挑戦は、ノスタルジーではない、ひどく生々しいもの。だから、ぼくは聴いていると、ドキドキする、ワクワクする。ファーザー・ ジョン・ミスティ、素晴らしい音楽家じゃないか。

鈴木惣一朗(ワールドスタンダード/ソギー・チェリオス)
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くたくたに煮えくり返える怒りも、やるせなさも、パートナーとのでたらめに甘い関係についての考察も、プライヴェート・フィルムの断片までも全部歌に盛り込むロマンティックな野獣派。スペクタクルで強靭な自意識を伴った作家性がとても興味深い。堂々としたメロディ・センスや色彩豊かなアイデアが光る編曲が印象的だが、彼の詩人としての才能は”掘り出し”なのではないか。タイトル曲「I LOVE YOU, HONEYBEAR」は、小さな孤独の窓から”アメリカ”を見つめ続けたリチャード・ブローティガンが残した作品の続きのような味わいもある。聴きごたえ十分の傑作アルバムだ。

直枝政広(カーネーション/ソギー・チェリオス)
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ファーザー・ジョン・ミスティと称するジョシュ・ティルマンによって綴られた本作は、数年前にヨシュア・トゥリーの下で覚醒したことがきっかけとなり書き上げたという、彼の人生と愛の壮大なサウンドスケープだ。世界で大絶賛を浴びている本作は、全米アルバム・チャートでも17位を記録するなど、名実元に大成功を収めたアルバムとなっている。

フィル・スペクター、ブライアン・ウィルソン、スコット・ウォーカー、ランディ・ニューマン等が引き合いに出される多彩なサウンド・アレンジが光る極上のサウンド、そして歌詞も大きな話題だ。「Bored in the USA」では「アメリカに ちょっとウンザリしてるんだ 僕を救ってくれ 白きイエスよ 奴らが俺に与えたのは ムダな教育と 立派な家の サブプライムローン 処方薬をもらい続けて 今やもう 抜け出せない」と毒を吐き、妻エマとの出会いと結婚をテーマにしたラヴ・ソング、笑って泣いて、時にユーモラスに一筋縄ではいかない愛すべき作品は、聴く者の心を捉えて離さない。

《新着 MUSIC / VIDEO》
「I Love You, Honeybee」 音源 (日本盤ボーナス・トラック / レコード・ストア・デイにて7″で発売) 

「Love Hurts」 Florence and The Machine (live at Coachella) との共演ライヴ映像。

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[ Arca ] デビュー作『ゼン』まとめ〜ヴィジュアル編。

—April.16.2015 23:55:05

2014年を代表するデビュー・アルバムとなった『ゼン』。このアルバムの大きな魅力のひとつは、ヴィジュアル・アーティストのジェシー・カンダと共に作り上げられるMusic Videoやアートワークの数々の作品だ。音楽とヴィジュアルが融合したそれらの作品は、圧倒的なクオリティを誇るアート作品だ。

< ARTWORK >
Arca_Xen J写 small
Arca_xen visual

< VIDEOS >
1stシングル「Thievery」

2ndシングル「Now You Know」

3rdシングル「Xen」

「この映像は、暴力的なまでの快楽をその体すべてを使って表現してるんだ。官能的な儀式や苦悶に身悶えする狂乱の祝祭のようだね」by アルカ

4thシングル「Sad Bitch」

Arca & Jesse Kanda – TRAUMA Scene 1

Arca & Jesse Kanda – TRAUMA Scene 2

< ジェシー・カンダ >
アルカの作品のヴィジュアル全てを担当しているのが、ヴィジュアル・アーティストのジェシー・カンダだ。
アルカが14歳の時、deviantARTというオンラインのアーティストコミュニティで知り合って以来の仲。
「ジェシーと僕は知合ってからもう相当長いからね」とアルカが説明する。「何か疑問点があったとして、僕が音楽面でその疑問点をそのままにしてると、ジェシーがビジュアルでその答えを出してくるんだよね。ジェシーがそのままその疑問に映像で答えを出してなかった時は、それは音楽で答えを出すべきだ、という事だと思うんだ」。本作のアートワークもジェシー・カンダが担当。そのヴィジュアルに関しては、「作品自身の内部で起こってる事を反映したもの」(ジェシー・カンダ)とのこと。日系人。
デビュー作『ゼン』(2014年)発売前の2013年、MoMA近代美術館にてアルカのミックステープ『&&&&&』を映像化した作品は大きな話題を呼んだ。またFKAツイッグスのデビュー作のアートワークや、過去のMVを担当しているのもジェシー・カンダだ。彼の作品が掲載された彼のHPはこちらにて。
http://www.jessekanda.com

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