[ Arca ] デビュー作『ゼン』まとめ〜ヴィジュアル編。
—April.16.2015 23:55:05
2014年を代表するデビュー・アルバムとなった『ゼン』。このアルバムの大きな魅力のひとつは、ヴィジュアル・アーティストのジェシー・カンダと共に作り上げられるMusic Videoやアートワークの数々の作品だ。音楽とヴィジュアルが融合したそれらの作品は、圧倒的なクオリティを誇るアート作品だ。
< ARTWORK >
< VIDEOS >
1stシングル「Thievery」
2ndシングル「Now You Know」
3rdシングル「Xen」
「この映像は、暴力的なまでの快楽をその体すべてを使って表現してるんだ。官能的な儀式や苦悶に身悶えする狂乱の祝祭のようだね」by アルカ
4thシングル「Sad Bitch」
Arca & Jesse Kanda – TRAUMA Scene 1
Arca & Jesse Kanda – TRAUMA Scene 2
< ジェシー・カンダ >
アルカの作品のヴィジュアル全てを担当しているのが、ヴィジュアル・アーティストのジェシー・カンダだ。
アルカが14歳の時、deviantARTというオンラインのアーティストコミュニティで知り合って以来の仲。
「ジェシーと僕は知合ってからもう相当長いからね」とアルカが説明する。「何か疑問点があったとして、僕が音楽面でその疑問点をそのままにしてると、ジェシーがビジュアルでその答えを出してくるんだよね。ジェシーがそのままその疑問に映像で答えを出してなかった時は、それは音楽で答えを出すべきだ、という事だと思うんだ」。本作のアートワークもジェシー・カンダが担当。そのヴィジュアルに関しては、「作品自身の内部で起こってる事を反映したもの」(ジェシー・カンダ)とのこと。日系人。
デビュー作『ゼン』(2014年)発売前の2013年、MoMA近代美術館にてアルカのミックステープ『&&&&&』を映像化した作品は大きな話題を呼んだ。またFKAツイッグスのデビュー作のアートワークや、過去のMVを担当しているのもジェシー・カンダだ。彼の作品が掲載された彼のHPはこちらにて。
http://www.jessekanda.com
Kitsuné America 4