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KITSUNÉ MAISON 17、看板コンピ 10/23 リリース!

—September.27.2015 19:05:30

Kitsune Maison 17 J写_small

KITSUNÉ MAISON 17 – THE WORLD WILD ISSUE

今回のパーティの開催地はなんと、ジャングル!

あの有名フランスレーベルが、またもやフレッシュな音楽的才能を続々と発掘!その数々を一挙にまとめた、超ロングランの人気コンピシリーズ、Kitsuné Maisonの第17弾が2015年10月23日にワールドワイドリリース!

いつも同様、遊び心満載のポップさでこのテの趣味の良さが実感できるはず。このワールド・“ワイルド”編は世界中のいまを滑らかにミックスした形で紹介されている:アメリカ、イギリス、オーストラリア、ブラジル、ドイツそれにフランス等々、才能あふれるアジテーター達、若さに溢れ、シーンに直結しそしてエッジーであるという間違いのない姿勢を完璧なまでに伴っている、その彼らが一堂に集められたエキサイティングな17編の作品なのだ。

“ワールド・ワイルド?” それはサウンドに関するというより、むしろオーガニックとかヴァイブスといった、どこにでも存在する感覚のことである。常に進化するこの世界、そこではデジタルが最高位に君臨していて、自然—ワイルドで普遍的なもの−が、私たちを自身のルーツやある種存在の確かさというところまで引き戻してくれる。それは他文化のリズムやムードを賞賛し、再びクリエイティヴィティの限界に挑んでいる、およそ私たち西洋人のことでもある。そう、ジャングルが今回のバーティの開催地なのだ。

同じものの焼き直しは絶対にやらない、Kitsuné は永久にモーフィング(姿形を変える)していくのだ。通常よりも彼らは未来志向で、いつもの彼らながらのキラーなメロディを持ちつつも、画期的なサウンド・イノヴェーションや楽曲のディレクションに数々の新しさを見出しながら進んでいる。

すべての人々が曲作りや音楽製作することを可能にするようなテクノロジー、その出現によって、ジャンルやの音楽的アイデアの組合せがとめどなく始まった。かくして、新世代の才能を常に応援し続けること、それにその彼らを世界に紹介していくことが、キツネの揺るぎないゴールとなってきているのである。

よりフェニミン、時に内省的、その多くは輝きを放ち・・・今回の作品は加えて、以前のものより恐らくグルーヴィーであり、ソウル・ミュージック的なところでより深掘りされている。しかしながらしっかりとギターサウンドも用意されており、Kitsunéのハートにはインディー・ポップ魂がしっかりと宿り続けている。それは全てを差し置いても、キツネのレーベルとしてのキャラクターでありパーソナリティーなのである。

1. Parcels – Herefore
この新顔の18歳のグループはオーストラリアのバイロン・ベイ出身で、彼らの最近リリースしたデビューEPがきっかけとなって現在ネット上でちょっとした話題になっている。彼らの強みがまた違った多種多様の感覚から生まれる組合せにあるかも、ということで、彼らは、世界を席巻する熟成したバンドになるべく現在ベルリンに移住して活動中。

2. Danglo – The Morning
ロンドンを拠点に活動する魅力的なプロデューサー/DJのDangloは、すぐさま素晴らしい宝石であるとわかる。彼の独創的で変幻自在のハウス・サウンドは、競争の激しいこのシーンのなかで実に爽やかで強烈であり、したり顔でいるオーディエンスはもとより聴くものを虜にしていくのである。

3. Chiefs – Demon ft. Beayz
またもオーストラリアはメルボルンから出てきたプロデューサー、Chiefsは平均的オージー・ファッションのなかにある強烈なまでのユルさ、そこから得た感覚をいろいろ組み合わせているのだが、なんとそれがちゃんと機能している!そのバタバタとしたビート、粗野なR&Bボーカル、レゲエの裏打ちコードが絡み合ってオリジナルなトラックを作り上げ、それは呆れるほどに中毒性が高い。

4. MUNA – So Special
LAのトリオ、Katie Gavin、Josette MaskinそれにNaomi McPhersonからなるMunaはダーク・ポップの世界を日々探求している。奔放なリリシズム、フォーキーな語り口、そしてR&B的官能性が楽曲So Specialにおいて、スタジアムを熱狂させるようなアンセムとしてのクオリティをもたらしている。

5. Daunt – This Body Rushes
ロンドンをベースに活動するDaunt、それまで長らく活動していたバンド・プロジェクトから離れ、一大決心しソロで行くことに決めた。彼のグルーヴィーなトラックはシンプルでメランコリック、現代社会における曖昧さを呼び起こし、そこでは孤独と人付き合いの中でもがく自分を感じてしまう。

6. Bad Bad Hats – Psychic Reader
Kerry Alexanderはかつて彼女の母のシャワールームでデモを録ったり、90’sポップス・カヴァーをオープンマイクの場で歌ったりしていたが、その後ミネソタ・カレッジの友人二人とBad Bad Hatsを結成。その4年後、このPsychic Readerがきっかけとなり、現在注目を集めている。

7. JATA – The Curse
ベルリンの若手プロデューサーJATA、彼は自身のデビューEPの高評価によって、いちアーティストとしてその存在を知らしめることになった。ヒップ・ホップやジャズ、チルウェイヴ等さまさまな影響をブレンドしながら、リードトラックThe Curseは注目のスタートとなった。

8. Mylko – Animal
音楽制作、楽曲制作において、一般的、王道コンセプトに熱く異を唱えている、メキシコ拠点に活動中のデュオ、Mylkoは変態的リズムアクションと前例のないサウンド作りを集中して行っている。音楽学校において彼ら二人がドラマーとしてスタートを切ったという事に、誰も異を唱えないはずだ。

9. Cesare – Want You ft River
信じるか信じないかは別にして、Césare Brasileiro Sampaio de Souza Vieira de Oliveira(セザールの本名)はブラジル・サッカー界で成功した人物であった。引退後イパネマに移り、ビーチ沿いで音楽制作を始める。今回は女性シンガー、Riverとタッグを組み、その中毒性の高いサニー・ポップ・ディスコに、聴くものは虜になること間違いなし。

10. Kita Alexander – Go My Own Way
もう一人の若き天才はオーストラリアから、Kitaは8歳で歌とギターを始めた。Port Macquarieマーケットにある、母がやっているフルーツ売り場でカバーソングを歌いながら、ライヴを始めた彼女は、一切振り返る事もせず、ロンドンやLAまでコラボ相手探しに奔走している。

11. Kafka Tamura – No Hope
日本のシュールレアリズム小説の主人公の名前をバンド名とする、イギリス人のトリオKafka Tamuraは、2012年サウンドクラウド経由で出会い、その後すぐ彼らの繊細なインディー・ポップが注目を集めるところとなった。シンガー、エマのか弱くもパワフルな歌声を中心にこの偉大なNo Hopeは現実と夢の間を行き来している。

12. MOTHXR– Stranger
ブルックリン在住のプロデューサー、Jimmy GiannopoulosとヴォーカリストPenn Badgleyの着想から生まれたプロジェクトMOTHXRは、一癖あるポップという美学のもと、それに誓ったサウンドが出来上がるのを辛抱強く待ち、ついに現代的でありそれにメランコリックな感情が入った楽曲が出来上がった。

13. Beach Baby – Ladybird
ロンドンをベースに活動する4人組、Beach Babyはゴールドスミス・カレッジという音楽的にも恵まれた環境で誕生し、彼らのクリスプでUSライクなこのオルタナティヴ・ポップ、一聴してお気に入りになるはず。LadyBiedは間違いなくみんなで一緒に歌える楽曲。

14. Harrison Brome – Fill Your Brains
Harrison Bromeが歌うゴスペルの倍音や落ち着いたハーモニーは、忘れがたいほどに厳粛な体験となり彼の故郷、バンクーバーのどんよりとした天気を呼び起こすだろう。Fill Your Brainsで、このアーティストが評価に値するアーティストの中にいることが垣間見える。

15. Grace Lightman – Vapour Trails
このロンドン拠点のシャンソン歌手は、自身のデビュー曲Vapour Trailsできちんとその印象を残し、ケイト・ブッシュの詩的奔放さとバロック的官能性をすぐに思い起こさせながら、Grace Lightmanの透明でその甘い歌声は、いつでも聴くものの心の琴線をゆっくりと捉え、忘却の彼方へ連れ出してしまう。

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