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ア・サートゥン・レシオ、先行シングル「Berlin」のMVを公開! 12年ぶりの新作は9/25発売!

—September.10.2020 23:45:56

Amazon Apple Music/iTunes Spotify Tower Records HMV

「このアルバムは、これまで我々が行ってきたことの集大成だ」― ジェズ・カー(ACR)

40年にわたり同郷のニュー・オーダーと共にバンド形態としてUKダンスカルチャーにコミットし続け、ポストバンク・リヴァイヴァルで最も再評価されたア・サートゥン・レシオ(以下、ACR)、彼らの12年ぶりのニュー・アルバム『ACR ロコ』(9月25日)より先行シングル「Berlin」のミュージック・ビデオが公開された。




ビデオの監督は、以前ACRのトーキング・ヘッズのカヴァー「Houses in Motion」のビデオを監督したGroovy Chaos。





「Berlin」では、今年7月に逝去したデニス・ジョンソンの美しい歌声が収録されている。 マーティン・モスクロップは次のように語っている。「大きな喪失感をずっと抱えています。しかし、デニスの舞い上がる様な歌声は私たちの音楽の中で永遠に生き続けていくでしょう。このアルバムで彼女と一緒にレコーディングできたことはとても光栄です」

アルバム発売日の9月25日には、オンラインイベント”An Evening with A Certain Ratio”を開催する。ここではニュー・アルバム全曲ライヴ、DJセット、Q&Aなどが行われる。
詳細:こちら

ACRのメンバーは、ジェズ・カー、マーティン・モスクロップ、ドナルド・ジョンソンの3人組。マンチェスターで1977年に結成され、伝説のファクトリー・レーベルにとって最初のシングルは彼らのシングルであった。すぐさまポスト・パンクのパイオニアとして世界に知られるところとなるが、ファンク、ジャズ、エレクトロ、テープ・ループなどのアヴァンギャルド要素をポップソングの世界に持ち込み、それをポスト・パンクの美学で包み込んだのだった。その影響は、トーキング・ヘッズ、LCD サウンドシステム、ハッピー・マンデイズ、フランツ・フェルディナンド、ESG、ファクトリー・フロアー、アンドリュー・ウェザーオールに至るまで及んでいる。ガーディアン紙のデイヴ・シンプソンはこのバンドに敬意を払い「ひとたびARCを聞き始めたら、その音楽を止めことは難しい」と記事にして、「アシッド界のジェームス・ブラウン」と評している。

このアルバムはこれまでの40年間、彼らの嗜好や表現してきたものを完璧なまでに一気に詰め込んだものとなった。「先日リリースしたボックスセットのために過去を掘っていったことが我々を目覚めさせ、今回のアルバムに影響したのは間違いないね」と語るマーティン・モスクロップ。「そのことが我々のイマジネーションに火をつけてくれたんだ。過去のことも上手くやろうという気になったのは、未来に向けて前に進もうとしたからだ」と。このことがジェズ・カーとこのバンドの歴史をも再びつなげることになったのであるが、それは文字通り単なる過去の栄光の焼き直しではなく、このバンド独特の大胆で風変わりなスタイルでスタートすることであった。「我々はこのバンドの初期において存在した“全能感”をようやく取り戻すことができたんだ」と彼が語る。「自分か参加しているバンドや自分が作っている音楽以外他に全く何も考えられないあの感覚なんだ」。

商品概要

アーティスト:ア・サートゥン・レシオ (A Certain Ratio)
タイトル:ACR ロコ (ACR Loco)
発売日:2020年9月25日(金)
品番:TRCP-287 / JAN: 4571260590328
定価:2,400円(税抜)
解説: 野田努(ele-king) / 歌詞対訳付 / ボーナス・トラック2曲収録
*詳細 https://trafficjpn.com/releases/acr-loco/

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