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スロッビング・グリッスル、最高傑作と呼び声が高い作品とベスト盤を今週10/18に発売!12/13には再結成後の2Wを発売!

—October.16.2019 01:39:58

Amazon Tower Records HMV Disk Union

ThrobbingGristle_ReformationV2_LOW

ノイズ/インダストリアル・ミュージックのオリジネーターであり、いまなお現在の音楽シーンのみならず、カルチャー/アート・シーンにまで絶大な影響を与え続けているスロッビング・グリッスル、彼らは再発シリーズ第3弾として、最高傑作と呼び声の高い2ndアルバム『D.o.A(最終報告書)』と、敬愛するマーティン・デニーに捧げたアートワークも秀逸なベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』をMUTEレーベルより10月18日に発売する。

そして、続く再発シリーズ第4弾は、1981年に解散した彼らが23年振りに再結成した2004年以降の2作品となり、12月13日に発売される。ひとつは、スタジオ・アルバム『パート 2: ザ・エンドレス・ノット 』と、EP『TG・ナウ』をカップリングした『パート 2: ザ・エンドレス・ノット + TG ナウ』、もうひとつは、2004年にイギリスのキャンバー・サンズで行われたフェス、オール・トゥモロー・パーティーズのライヴ盤『キャンバー・サンズの思い出 』(A Souvenir Of Camber Sands)。

全4作は、日本盤のみ高音質CD(UHQCD)として発売される。

■商品概要:全4作品
1) 10月18日発売作品(2W)
ArtiosCAD Plot
タイトル:D.o.A. (D.o.A. The Third and Final Report of Throbbing Gristle)

発売日:2019年10月18日(金)
品番:TRCP-251~252 / 定価:2,750円(税抜)
2CD / 紙ジャケット仕様
高音質CD(UHQCD)仕様(日本盤のみ)/ 解説:野田努 (ele-king)
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TGの最高傑作との呼び声高い2ndアルバム。(1978年)12曲入りのボーナス・ディスク付。(1曲追加収録/ 1978年のライヴ音源)
「そのきわめて放逸的な音響ゆえに、近年ではエレクトロニック・ミュージック史におけるマイルストーンとしての再評価も受けている」—解説より

ArtiosCAD Plot
タイトル:グレイテスト・ヒッツ (Throbbing Gristle’s Greatest Hits)
発売日:2019年10月18日(金)
品番:TRCP-253~254 / 定価:2,750円(税抜)
2CD / 紙ジャケット仕様 / リマスター作品
高音質CD(UHQCD)仕様(日本盤のみ)/ 解説:持田保
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「TG流カウンターカルチャー・・・・・彼らの非衛生的な思想と実践は、彼らがポップになればなるほど際立っていたことがこのベスト盤で確認できるだろう。彼らが描く社会的タブーやバッドテイストの闇・・・・・それは光が強くなればなるほどその色濃さを増すものなのだから」— 解説より
TGのベスト盤。オリジナル発売:1981年。9曲入りのボーナス・ディスク付。

2)12月13日発売作品(2W)
Throbbing Gristle Endless Not_TG Now_CD
タイトル:パート 2: ザ・エンドレス・ノット + TG ナウ (Part Two: The Endless Not + TG NOW)
発売日:2019年12月13日(金)
品番:TRCP-257~258  / 定価:2,750円(税抜)
2CD / 紙ジャケット仕様 
高音質CD: UHQCD 仕様(日本盤のみ)/ 解説:野田努(ele-king)
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「TGのキャリアの中でも繊細な楽曲を複数収録したアルバムで、どの曲も意味のあるテンションの高さで、思考や抑制など吹き飛ばすような演奏を見せる」―ピッチフォーク
『Part Two: The Endless Not』は、ライヴ以外の領域において創造的な作業をストップしていたこのバンドが再びスタジオへと回帰することを決め、制作した作品である。2007年にリリースされたこのアルバムは、スタジオ作品としては実に25年ぶりとなり、Tiny Mix Tapes曰く、このアルバムは「再結成というよりはむしろ復活というにふさわしい」と評された。
カップリングの『TG Now』は2004年にリリースされた、スロッビング・グリッスル再結成に向けた小手調べとも言えるサウンドで構成されている。4曲入り限定LPとCDのリリースは、当初1981年のUSツアー以来となる2004年のアストリアシアターでの再結成ライヴの観客向けに用意されたものであった。

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タイトル:キャンバー・サンズの思い出 (A Souvenir Of Camber Sands)
発売日:2019年12月13日(金)
品番:TRCP-255~256 / 定価:2,750円(税抜)
2CD / 紙ジャケット仕様
高音質CD: UHQCD仕様(日本盤のみ)/ 解説:三田格
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『A Souvenir of Camber Sands』は2004年12月、キャンバー・サンズで行われたATP Nightmare Before Christmasでのライヴ・ドキュメント作品であり、Live Here Nowとして録音され、当時はライヴ直後に手に入れることができた。スロッビング・グリッスルはそのライヴ・パフォーマンスで名声を得ており、TG24(2002年再発売)やTG+(2004年リリース)などバンド解散までライヴ・レコーディングを続け、その実績を示した。このアルバムリリースによって、彼らのライヴ録音熱が再燃し『Thirty Second Annual Report 』(La Villette/パリ)や『Desertshore Installation』 (the ICA/ロンドン)等のドキュメント作品やボックスセットがリリースされた。

◼︎スロッビング・グリッスル (Throbbing Gristle)

クリス・カーター(Chris Carter)
ピーター・クリストファーソン(Peter ‘Sleazy’ Christopherson/2010年11月逝去)
コージー・ファニ・トゥッティ (Cosey Fanni Tutti)
ジェネシス・P・オリッジ (Genesis Breyer P-Orridge)
インダストリアル・ミュージックのオリジネーターであり、今なお現在の音楽シーンに絶大な影響を与え続けている伝説のバンド。バンド名は直訳すると「脈打つ軟骨」、男性器の隠語。1969年から1970年代のロンドンのアンダーグラウンドにおいて伝説となったパフォーミング・アート集団、クーム・トランスミッション(Coum Transmission)を母体とし、1975年にバンドを結成。彼らのライヴは、クーム・トランスミッションから発展したパフォーミング・アートが特徴で、イギリスのタブロイド紙でも取り上げられるほど過激なパフォーマンスを繰り広げた。1977年、衝撃のデビュー作『ザ・セカンド・アニュアル・レポート』を発売。その後彼らの代表作『D.o.A.(最終報告書)』、『20 ジャズ・ファンク・グレーツ』を発売するなど精力的に活動をしていたが1981年に一度解散。その後、各メンバーはメンバーはサイキックTVやクリス&コージーとして活動するも、2004年に再結成し2010年10月まで活動を続け、『パート 2: ザ・エンドレス・ノット 』、『キャンバー・サンズの思い出』等を発売した。2010年11月、世界的アート集団のヒプノシスのメンバーでもあったピーター・クリストファーソン逝去。

Amazon Tower Records HMV Disk Union