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フジロック出演のザ・ウォーターボーイズ、新作を5/24に発売!渋谷で撮影されたMVを公開!

—April.19.2019 07:00:41

Amazon Apple Music/iTunes Spotify Tower Records HMV




The Waterboys_artist photo by Xavier Mercade_Low

モッズ/ノーザン・ソウルのクラシック・ナンバーから名付けられたニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』を5/24に発売!
渋谷で撮影されたMVを公開!

今年のフジロックフェスティバルに出演が決定しているザ・ウォーターボーイズは、バンド・サウンド全開のニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』(5月24日発売)より、渋谷のスクランブル交差点界隈で撮影されたタイトル・トラックの日本語字幕付きミュージック・ビデオを公開した。このビデオは、「流行に敏感な皆様!市井の思想家の皆様!そして最高にイカした紳士淑女の皆様!」というアナウンス(*)から始まり、「リアルを感じる場所に行こう」と渋谷のど真ん中からマイク・スコットが歌い出す本作を代表するロックンロール・ナンバーだ。またこの曲は、1960年代のモッズ/ノーザン・ソウル・シーンのクラシック・ナンバーであるロバート・パーカーの『Let’s Go Baby (Where The Action Is)』のコーラスからインスパイアされ、ロック界きってのリリシストであるマイク・スコットの歌詞が加えられ、盟友スティーヴ・ウィッカムがフィドルでソロを奏でている。

Waterboys_WhereTheActionIs_Low

◼︎「ホエア・ジ・アクション・イズ」(Where The Action Is )
[Apple Music/ iTunes] https://apple.co/2XId14b
[Spotify] https://spoti.fi/2Gt6V1g
[smartURL] http://smarturl.it/Waterboys_JP

ザ・ウォーターボーイズを率いるマイク・スコットは、40年に渡り英国を代表するソングライターとして活動を続け、プリンスはかつて彼らの代表曲「The Whole Of The Moon」を2種類のサウンドアレンジでカバー、またロッド・スチュワート、スティーヴ・アールズ、エリー・ゴールディング等にもカヴァーされるなど、その卓越したソングライティング、ライヴ・パフォーマンスは高い評価を得てきた。

アルバム・タイトル・トラックでありオープニングを飾る「Where The Action Is」は、ロバート・パーカーの同名曲のリメイクで、その歌詞とともにこのリメイクには今最もマイクが熱中しているあることが反映されている。それは曲の中で絶えず繰り返されるうねるようなグルーヴである。

続いて、より重量級のロックンロールナンバー「London Mick」。これはザ・クラッシュのギタリスト、ミック・ジョーンズへ捧げられた曲である。この小気味の良いサウンド・アレンジはミック・ジョーンズの1977年頃のスタイルへのオマージュである。この作品と対をなす曲が「Ladbroke Grove Symphony」で、かつてウェスト・ロンドンでボヘミアン暮らしをしていた若者たちのハートを揺さぶる素晴らしい賛歌となっている。

1stシングル「Right Side Of Heartbreak (Wrong Side Of Love)」は、マイク・スコットの自宅で録音され、キーボードのブラザー・ポールがナッシュビルのスタジオで完成させた、愛の試練をソウルフルに歌ったアルバムのハイライトのひとつ。

また本作には「Out Of All This Blue」という前作アルバムのタイトルとなった楽曲が収録されている。そもそもこの楽曲は前作アルバム用に録音されたものであったが結局収録されず、それをマイクが昨年再び着手しスタイルを変えた上で出来上がった曲である。この曲は心を病んでしまったある友人のために書かれ、救いを求めるものに手を差し伸べその気持ちを安らげることができるような心温まる一曲となった。

「Then She Made The Lasses-O」はスコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの「Green Grow The Rashes-O」からインスパイアを受けて作られた。「Piper At The Gates Of Dawn」はケネス・グレアムの名著「たのしい川べ」(The WInd in The Willows)の同名(The Piper At The Gates Of Dawn)の章に書かれた最も美しい一節を朗読したものである。昨年の夏、最初にこの作品のインスト・テイクがリアル・ワールド・スタジオで録音され、これに今回マイクがダブリンでボーカルを加えたのがこの作品。マイクの非常に美しく情景が浮かぶような朗読とバンドのブラザー・ポールとスティーヴ・ウィッカムによる優美なサウンドが相まって、透明感あふれこのアルバムのエンディングを飾るに飾る相応しい見事な一曲となった。

◼︎商品概要
Waterboys_WhereTheActionIs_Low
アーティスト:ザ・ウォーターボーイズ (The Waterboys)
タイトル: ホエア・ジ・アクション・イズ (Where The Action Is)
発売日:2019年5月24日(金)
品番:TRCP-242/ JAN: 4571260588950
定価:2,400円(税抜)
ボーナストラック:2曲収録/解説:新谷洋子/歌詞対訳付

tracklist:
1. Where The Action Is
2. London Mick
3. Out Of All This Blue
4. Right Side Of Heartbreak (Wrong Side Of Love)
5. In My Time On Earth
6. Ladbroke Grove Symphony
7. Take Me There I Will Follow You
8. And There’s Love
9. Then She Made The Lasses-O
10. Piper At The Gates Of Dawn
11. 代々木公園にて (In Yoyogi Park) *
12. 下北が好きです(Shimokita Ga Suki Desu) *
*ボーナストラック

Amazon Apple Music/iTunes Spotify Tower Records HMV

◼︎ザ・ウォーターボーイズ
1983年、英スコットランド・エジンバラ出身のマイク・スコットを中心に結成。バンド名はルー・リードの曲の歌詞から名付けられる。NYパンク、ニュー・ウェーヴの初期、その後の3rdアルバム『ディス・イズ・ザ・シー』では、ロックにケルティック・フォーク、アイルランド伝統音楽、プログレ、カントリー、ゴスペルなどを取り込んだ音楽性と、マイク・スコットの文学性豊かな歌詞が融合して高い評価を獲得、シングル「The Whole Of The Moon」は彼らの代表曲であるばかりでなく、プリンスがカヴァーしたり、U2の2017年のワールド・ツアーの導入歌として使用されるなどロック界の名曲。1988年、アイルランドに移住して制作された4thアルバム『Fisherman’s Blues』は、アイリッシュ・トラッドを大胆に取り入れた作品となり、大ヒットを記録。90年代はマイク・スコットは主にソロ活動を中心に行う。2000年代よりバンドとして、アルバムのリリース、ワールド・ツアーを精力的に行う。2014年にフジロックフェスティバルで初来日を果たし、2015年には単独初来日公演を行う。2019年5月、2年ぶりのニュー・アルバム『ホエア・ジ・アクション・イズ』を発売。同年フジロックフェスティバル出演。

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