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LIVE IN BRIGHTON 1975

—December.5.2021 06:16:44

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CAN


LIVE IN BRIGHTON 1975
『ライヴ・イン・ブライトン 1975』
Mute
2021.12.3 OUT
CD TRCP-301~302
定価:2,700円(税抜)
海外ライナーノーツ訳 / 解説: 松村正人
2枚組CD



本作には、CANの伝記作家のロブ・ヤングと、英国のジャーナリストのクリス・ニーズがライナーノーツを寄せている。クリス・ニーズは、「つかの間のメロディー、ボーカルライン、リズム…が虹色の幽霊のように浮かび上がり、精神がそれらをどこかに連れて行ってしまうように消えていく」と記している。

「Brighton 75 Drei」ではマイケル・カロリのボーカル、「Brighton 75 Vier」ではヤキ・リーベツァイトの信じがたいドラムが観客のノイズの霧の中を抜けてセンター・ステージに登場し、最後の「Brighton 75 Sieben」では彼らのヒット曲「Vitamin C」のジャム・セッションに突入する。

『CAN:ライヴ・シリーズ』は、数あるブートレッグ音源の中からベストなものを選び、創立メンバーのイルミン・シュミットと、プロデューサー兼エンジニアのレネ・ティナーが監修し、最新テクノロジーを駆使して、これらの重要な歴史的ドキュメントを高音質でお届けするプロジェクト。このライヴ・シリーズ第一弾は、独シュトゥットガルトでのライヴ盤『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』(LIVE IN STUTTGART 1975)が今年5月に発売されている。

60年代後半に結成され、10年余りで解散したCANの、ヒプノティックなグルーヴと前衛的な演奏の、前例のない大胆な融合は史上最も重要で革新的であり、これらのライヴ盤がバンドの全く異なる視点を明らかにしてくれる。
ジャムでは、おなじみのテーマ、リフやモチーフが飛び出し、波紋を広げるのが聴こえてくるが、多くの場合、それは渦巻く群衆の中で束の間、認識された顔に過ぎない。他にも、公式アルバムでは採用されなかった音楽を聴くことができる。CANはこれらの録音で、スタジオ・ワークを行う時よりもさらに極端な範囲にまで到達する──メロウ、アンビエントなドリフト・ロックから、彼らが“ゴジラズ”と称したホワイド・ドワーフ(白色矮星)状態における、音がメルトダウンする瞬間まで。また彼らが分刻みのリズムを追いかけて合わせて行く過程にも、メンバーが共有していた並外れた音楽のテレパシーを聴くことができるのだ。

シリーズ第一弾『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』概要
https://trafficjpn.com/news/canlive/

オリジナル・アルバム概要
https://bit.ly/3mfeLxK

CAN は1968年にケルンのアンダーグラウンド・シーンに初めて登場し、初期の素材はほとんど残されていないかわりに、ファン・ベースが拡大した1972年以降は、ヨーロッパ(特にドイツ、フランス、UK)で精力的にツアーを行い、伝説が広がるにつれ、多くのブートレッガーが集まってきたのだ。『CAN:ライヴ・シリーズ』は、それらの音源の中から最高のものを厳選し、イルミン・シュミットとルネ・ティナ―による監修で、21世紀の技術を駆使して、重要な歴史的記録を最高の品質でお届けする。小説家であり、よく知られたCANファンであるアラン・ワーナーは言う──「彼らのライヴ・パフォーマンスは、壮大な物語が語られているかのようだ──異なる章からなり、気分や天候、季節、異国情緒あふれる風景など、変化に富んだ小説のような」。

-Tracklist-
CD-1
1. Brighton 75 Eins
2. Brighton 75 Zwei
3. Brighton 75 Drei
4. Brighton 75 Vier
CD-2
1. Brighton 75 Fünf
2. Brighton 75 Sechs
3. Brighton 75 Sieben

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